所長のご挨拶
More司法書士事務所、所長の山田です。
当事務所のホームページへお越し下さり、誠に有難うございます。
司法書士という職業はあまり馴染みのないものかと思いますが、簡単にいえば 裁判所・法務局へ提出する書類の作成・申請代理を業とする職業でございます。
具体的には、法務局提出書類として不動産登記・商業登記があります。
裁判所提出書類としては訴状・答弁書等があります。
民間業としては、一応弁護士と並び、法律家と称して良い職業でございます。
(民間で法律家と名乗って良いのは弁護士と司法書士だけです)
もともと弁護士等の士業は明治中頃に確立された職業で、もともとあった法律的需要
に応じて代言人、代書人とあったものを、それぞれ辯護士(弁護士)、
司法代書人(現在の司法書士)、行政代書人(現在の行政書士)と法制したのです。
このうち司法代書人を単なる代書屋にするかそれとも法律家とするか、ここから
半世紀ほど紆余曲折があったのですが、先達の努力の末、こっそり法律家を名乗れる
ようになりました。
ただ私たちがそのような地位に甘えていてはいけないのは勿論であって、私たちもまた
自らのために、また社会のために、そして依頼者のために、法律家として日々努力していかなければ
なりません。
そして司法書士法にあるとおり、私たちは公正かつ誠実に職務を行い、品位を保持し、
職責を自覚して自由独立の立場を保持していかなければならないと考えています。
所長の自己紹介
静岡県生まれ。
父が裁判官であったため、地元癒着禁止の趣旨から、3〜6年ごとに各地を転々としていました。
(おそらく他の国家公務員もそうだと思いますが)裁判所員の異動・赴任は、子供がいない者は約3年毎、子供が小中学校の間は約6年毎、といった塩梅のようです。
ただし、裁判所書記官は事情が違うのかもしれません。
ともあれ、そうした理由で、静岡のあとは、松江、岡山、徳島、奈良に、数年づつ住んでいました。たまたま西日本ばかりになっています。
大学は、北海道大学へ進学し、雪と針葉樹林に囲まれて、長く暮らしました。
その後、両親の出身地であった関東へ戻り、鎌取で司法書士事務所を開業しています。
鎌取で開業したのは半ば気まぐれ(もっとも千葉駅周辺だと同業者が多すぎたり家賃が高かったりと、色々理由はあります)
なのですが、おゆみ野、ちはら台のあたりの、のんびりした雰囲気は気に入っています。
ほどほどの緑、ほどほどの都会。
札幌もそうでしたが、このくらいが丁度いいですね。
ただ、美味しいランチがなかなか見当たらないのですが……どうやら緑区の場合、これは仕方ないようです。
私個人に、大げさな座右の銘や人生の目標といったものはないのですが、
敢えて最近とみに思うことを述べておくとしたら、やはり、人生日々勉強哉、
といったところでしょうか。
司法書士なので、ある程度までは「同じ業務の繰り返し」という部分もあって、
もちろんその領域では安定して仕事をこなしているのですが、
どれほど経験を積んでもやはり「知らない事件・知らない問題」と遭遇します。
やや大げさに言えば、現実の社会に日々生成される事件は常になにがしかの新規性を持っていて、
事に当たるたび、私達法律家も立ち向かう勇気を求められるのです。
臆することなく立ち向かい、書籍にあたり、諸先生に教えを請い、自分の至らなさを痛感しながら、
日々成長しつつ、なんとか毎日仕事をこなしています。
こうした日々を楽しいものと思っています。
事務所所在地 千葉市緑区おゆみ野3−23−5 302号
登録番号 千葉司法書士会第1410番
簡裁訴訟代理権認定番号 第1301268番
他資格 平成18年宅建主任者資格試験合格(未登録)
平成19年行政書士試験試験合格(未登録)
平成25年土地家屋調査士試験合格(未登録)
千葉司法書士会会員名簿
http://chiba.shihoshoshikai.or.jp/about_chiba_sla/list.htm
千葉司法書士会の名簿検索は使いにくいのですが、”ヤマダ”で検索して下さい。